科学研究費補助金(若手(B)、研究代表者)(2013/4-)
概要
本研究では、質問紙調査やその他の手法を用いて、自由意志と道徳的責任にかんしてわれわれがどのように判断を下し、その背景にはどのような心理的メカニズムがあるのかを明らかにする。さらに、その研究成果が、自由意志と道徳的責任をめぐる哲学的議論にどのような帰結をもたらすのかを考察する。これと平行して、哲学研究において直観はどのような役割を果たすのかという方法論的な問題についても考察し、実験哲学研究が哲学研究にどのようなインパクトをもたらしうるのかを明らかにする。
活動
2014年9月27日に豊田工業大学で開催された中部哲学会2014年度大会で、「哲学における直観の専門性」という題で研究発表を行いました。
2014年6月15日に慶応大学で開催された科学基礎論学会のワークショップ「日本の心の哲学のこれまでとこれから」で、「心の哲学は単一の専門領域なのだろうか」という提題を行いました。配布資料はこちら。2014年5月10日に開催された応用哲学会第6回大会で、「メタ哲学ワークショップ:哲学に直観は必要か」を開催しました。概要はこちら。
2013年12月18日に、名古屋大学大学院情報文化研究科全体演習で発表をしました。
2013年10月26日に、東京大学駒場キャンパスで発表をしました。